サイトアイコン WATCHUGO / 主に腕時計に関する情報をまとめたブログです。

オメガスピードマスター自動巻 3510.50がオススメの理由5つ

オメガスピードマスターは、世界中の時計愛好家達が必ずと言って良いほど所有している名作です。あの有名な時計サイトのHODINKEE(主にメンズ腕時計)でも多々取り上げられ、そのデザイン性、歴史そして機能は語っても語りつくせない魅力があります。そんなオメガスピードマスターは1957年に誕生し、当初レース用のクロノグラフとして開発されましたが、いつしかその舞台は月へと代わり、1969年にアームストロング船長がアポロ11号に乗り人類史上初の月面着陸に成功した時につけていたと言う有名なエピソードがあります。

でもオメガスピードマスター ”プロフェッショナル”ってどれも高いですよね。中古でも6世代目のOMEGA オメガ スピードマスター プロフェッショナル 3570.50 の価格は30万円近くします。

そしてスピードマスタープロフェッショナル の歴史は60年以上もあり世代も7世代目に突入しています。ヴィンテージものは200万円以上もしますので、一体どれを選んだら良いのかよくわかりません。しかもいい意味でスピードマスターはデザインを変えず一貫しているので、どの世代を買っても素人目には違いが今一よくわかりません。

そこでオススメのオメガスピードマスターは、オメガ スピードマスター 自動巻 3510.50です。こちらのモデルはプロフェッショナルではなく、お手頃なお値段で買えるモデルで、海外ではOmega Speedmaster Reducedと呼ばれている所謂廉価版です。

本記事の内容です本記事の内容です。

オメガスピードマスター自動巻 3510.50がオススメの理由5つ

それではなぜオススメなのか?

理由其の一:価格が安い

昔は7、8万ぐらいで中古屋で買うことができたのですが、今は(2019/10月現在)少し価格が上がっていて大値12、3万ぐらいからでネット上で見つけることができます。状態も良く保証書付きのものは16万ぐらいからでしょうか。とにかくこれぐらいの値段であればバシバシと使ってもあまり気にならないので、週末に子供と公園に行ったり、友達とキャンプに行ったりと少しタフな環境で気にせずに使えます。そう言った場面でもオメガを付けているので、ちょっとしっかりしている大人感を出してくれると思います。アウトドア時計でも良いんですけど、こんな場面でしっかりした機械式時計つけてる大人ってなんかかっこ良く見えたりします。当然そんな環境でも耐えうる機能(堅牢性や防水性)を3510.50は持っています。

理由其の二:見た目がほぼ同じ
左が3510.50で、右がスピードマスタープロフェッショナル
左がスピードマスタープロフェッショナルモデルで、右が3510.50
左がスピードマスタープロフェッショナルモデルで、右が3510.50

写真を見ればおわかりのように、大きな違いはケースサイズです。スピードマスタープロフェッショナル(現行)が42mmのケースサイズに対して、オメガ スピードマスター 自動巻 3510.50は39mmのケースサイズになります。実際この39mmは平均的な日本人のリストサイズにはちょうど良く感じますし、色々な作業をする時にぶつけ無いですし、邪魔にならず動きやすいです。ブレスレットもほぼ見た目が同じですので、ああ、いかにも安い方つけてるなって言うのがわかりません。文字盤もほぼ見た目が同じで、大きな違いはSpeedmasterの下の『Automatic』と『Professional』。針やインデックスも同じ意匠ですし、プッシュボタンやリューズも見た目に大きな違いはありません。

理由其の三:やっぱり便利な自動巻

スピードマスタープロフェッショナルが手巻きの機械式時計に対し、オメガ スピードマスター3510.50自動巻 です。3510.10は40時間のパワーリザーブであまり優秀とは言えないのかもしれませんが、手巻きって面倒ですし朝急いでる時って巻くの忘れちゃってそのまま付けて気づいたら時間がずれてる、って良くあるんです。1988年に始まったオメガスピードマスター自動巻3510.10の歴史で最初のムーブメントはETA 1140から始まり次の1141は1996年まで続きました。1996年以降は1143に取って代わり、2002年からはCal.3220になります。ETAでありながらもしっかりとした進化を続けているムーブメントですので、一日の中で誤差は大体10秒前後と言ったところで、信頼できるレベルだと思います。

理由其の四:限定版がアツイ

このオメガスピードマスター自動巻3510.50は廉価版なのですが、例えば丸井限定モデルは高額で取引をされています。文字盤も白で印象がとても清潔でおしゃれな雰囲気があります。

少し番外編になってしまうのですが、このオメガスピードマスター自動巻シリーズはアツイものが多いのです。例えば、スピードマスター 丸井限定 3510.21のパンダ文字盤。

こちらはシューマッハモデル/スピードマスター レジェンド レーシング M.シューマッハ 2005 3506.31。

そしていつのまにか20-30万円代になってしまっているオメガスピードマスター3510.82クロノグラフ日本限定青文字盤。

もう番外編ついでにご紹介したいのが、オメガ スピードマスターマーク40AM/PM 3520.53です。スピードマスター誕生40周年として登場したこの生産終了モデルは2、3年前までは10万円代で買えたのですが、この頃は30万以上で取引されているのを見ますし、現在(2019/10月)ネット上でも見かけることができなくなってしまったモデルです。

理由はなぜかお分かりの方も多いかと思います。それはあの有名時計ウェブサイトのHODINKEEの影響でしょう。下記がHODINKEEから出たOmega Speedmaster HODINKEE 10th Anniversary Limited Edition。

クリソツでしかも500本限定で即売り切れでした。HODINKEEって本当におしゃれに売るんですよねー。センスって本当に大事だって思います。

2、3年前に迷って迷って買わなかったのを本当に後悔しています。おそらく中国系の方達がほとんどこのオメガ スピードマスターマーク40AM/PM 3520.53を買って行ってしまったのでは無いかってほど今は市場で見かけない状態となってしまいました。。。。

理由其の五:投資価値

オメガ スピードマスター 自動巻 3510.50まだまだかなりの本数が市場に出回っています。ただ近年のオメガスピードマスターの評価や価値は確実に上がって来ていて、上記に書いたHODINKEEの例もあります。そこから考えるとこの生産終了モデルがいつか価値が上がっている可能性はありえると思います。特にここ最近の海外の時計フリーク達がこのオメガスピードマスター3510.50を度々取り上げていますし、彼らは日本に状態の良い個体がたくさん出回っている事に気づいています。気づいた時には状態の悪い個体だけが残っていて、ボックス保証書付きのS級の完品は市場になくなっているかもしれません。自動車の中古車しかり日本の中古市場の品物の状態は海外と比べると天と地の差があります。自動車は簡単に輸出できませんが時計であればいとも簡単に輸送できてしまいますし、日本の中古店も海外のネット市場で積極的に販売をしていますので、気になる方は早めに良い個体の購入をオススメします。

兎にも角にもこのオメガ スピードマスター 自動巻 3510.50は先にも述べたように気軽に扱える良さがあり、その人のセンスでガラッと雰囲気が変わる魅力があります。

オメガ スピードマスター 自動巻 3510.50は十人十色、が一番のおすすめな理由かもしれませんね。

まとめ:オメガスピードマスター自動巻 3510.50がオススメの理由5つあります

理由其の一:価格が安い(プロフェッショナルと比べて)
理由其の二:見た目がほぼ同じ(プロフェッショナルと比べて)
理由其の三:やっぱり便利な自動巻
理由其の四:限定版がアツイ
理由其の五:投資価値

以上最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

モバイルバージョンを終了